太田 真人/東京都
灯しても、灯さなくても、 辺りの空気を和ませる可憐な照明器具である。 それぞれの領域で、フォルムや技の洗練・密度の結集を競ってきた 従来のクラフトの傾向とは異なり、 フリーハンドなフォルムからは、モノをつくる喜びの原点が生き生きと伝わり、 時代の気分を写る軽やかさが素直に我々の感性に響いてくる。 クラフトの新たな可能性を予感させる作品である。
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