工芸都市高岡2004クラフトコンペティション
優秀賞
杢文様花器
隼瀬 大輔/東京都小平市
工芸品には、人の暮らしを豊かにし、使ってみたいと思わせる魅力がなければならない。おおらかでナイーブな表情には、手間ひま惜しまず楽しみながら作られたという痕跡が見てとれ、理屈抜きに心地よく、新しい花の生け方にあれこれ挑戦してみたくなる。花に限らず、きれいなポストカードを一枚差し入れてもいい。使い手の創意工夫によって、用途もどんどん広がりそうだ。「温かさ」を感じるデザインである。
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