第27回サントリー地域文化賞に、全日本チンドンコンクール実行委員会（会長・森雅志富山市長）が選ばれ、その贈呈式と記念パーティーが8月5日、東京全日空ホテル（東京都港区）で行われた。
同地域文化賞は、サントリーの創業80周年を記念して昭和54年に設立されたサントリー文化財団が、地域文化の発展に貢献した個人や団体を対象に毎年、贈っているもので、今年は、半世紀以上も続いたチンドンコンクールを通して地域文化の振興等に貢献したことが評価された当実行委員会など全国の5団体が受賞した。
贈呈式には、実行委員会会長の森雅志富山市長、高澤規子当所常議員（コンクールの生みの親である故・高澤滋人夫人）らが出席、佐治信忠サントリー文化財団理事から盾と副賞が手渡された。
パーティーでは、今年のコンクールで3位になった東京チンドン倶楽部（高田洋介代表）のメンバー5人が「とざい・とうざい」と鉦や太鼓を打ち鳴らしながら登場。拍手と歓声で沸く出席者の間をにぎやかに練り歩いた。
＜資料・写真提供：北日本新聞＞