「商工とやま」平成20年1月号
TOYAMAスケッチ

イルミネーションが華やかに彩る、富山の街
11/18(日) 「駅北ルミエ」が点灯
 11月18日(日)、JR富山駅北地区の歩道街路樹をイルミネーションで彩る「駅北ルミエ」がスタートした。
 冬場の駅北地区を明るく演出してにぎわいを創出しようと、駅北地区に本社を置く企業9社でつくる実行委員会が実施したもので、点灯式では森雅志富山市長と犬島伸一郎当所会頭、各社の代表者がスイッチを押した。5万7,000個の電球に赤や青、黄色など5色の明かりが灯り、約250mの街並みを幻想的に演出した。
 駅北ルミエは来年3月下旬まで、日没から午前零時まで灯される。


12/3(月) とやまスノーピアード2008開幕
 12月3日(月)、冬の富山の街を彩る「ホワイトイルミネーション」が灯され、「とやまスノーピアード2008」が開幕した。
 オープニングセレモニーは、新たな観光スポットとして立山連峰をイメージした光のオブジェ「スノータワー」や撮影スポット「スノークリスタルステージ」が設けられた富山城址公園南側広場で行われ、とやまスノーピアード運営委員会の犬島伸一郎会長(当所会頭)、森雅志富山市長ほかが点灯スイッチを押した。JR富山駅前から一番町交差点までの城址大通りを中心に飾られた、昨年の5倍を超える約11万個の電球や発光ダイオード(LED)が一斉に青や白、オレンジ色の光を放つと、その華やかさに集まった市民らが歓声を上げた。イルミネーションは来年2月末まで、午後5時から11時まで灯される。
 なお、「とやまスノーピアード2008」は、とやま左義長まつり(1月13日)や全国ラーメンまつりと日本海の味(1月26日〜27日)などの恒例イベントが開催される。


12/3(月) 街角で気軽にポスターを楽しもう!
ポスターギャラリー除幕式

 優れたデザイン作品のポスターを市民の皆さんに街角で気軽に親しんでもらうとともに、魅力的な街並みの形成と賑わいづくりにつなげようと、富山城址公園東側城址大通り沿い広場に「ポスターギャラリー」2基が設置され、12月3日(月)に除幕式が開催された。
 富山市が平成16年から設置してきた「ポスター塔」は、富山駅前のCiC前広場(3基)と富山市民プラザ前(2基)にあるが、今回の「ポスターギャラリー」はフランス大判ポスター(W1200mm×H1600mm)も掲示できるようデザインや形を一新されたものとなっており、民間のスポンサー協力により設置された。今後はポスター展の受賞作品や、県内外のデザイナーや一般募集などによるメッセージポスター、市・県などの観光ポスターやイベント告知ポスターなどが掲示される。
 現在、ポスターギャラリー設置を記念して特別に製作された、秋山孝氏のポスター「SAVE THE EARTH」と、12月3日(月)に開幕した「とやまスノーピアード2008」のポスターが掲示されています。
 どちらも、多くの方々に是非ご覧いただきたい作品です。


12/7(金)薬や食を活用した富山ならではの産業観光を!
第4回とやま産業観光フォーラム

 当所及びとやま産業観光推進協議会(会長:朝日重剛当所副会頭)は、富山国際大学地域学部と共同で「第4回とやま産業観光フォーラム」(富山県寄附講義「観光政策論」)を12月7日(金)に富山国際会議場で開催し、地域の活性化につなげるための産業観光のあり方について探った。
 はじめに、多摩大学院教授の望月照彦氏が「産業観光が地域の未来を拓く」と題して基調講演を行った。望月氏からは、国内外における産業観光モデルを挙げ、地域活性化に結びつけるポイントなどが紹介された。
 次に、樺r田屋安兵衛商店代表取締役の池田安隆氏から「薬都とやまの産業観光」をテーマに同店の歴史や先進的取り組みについて紹介があった。
 「富山の産業観光の人気の秘密を探る」をテーマに行ったパネルディスカッションでは、池田氏のほか、廣貫堂メディフーズ潟潟eールサービス担当・課長代理の井上仁子氏、島川製飴且謦役の島川とも子氏、日の出屋製菓産業兜x山金泉店店長の吉田悦二氏の4名のパネリストから「産業観光では産業遺産がもつ意味や本質などを紹介し、知的好奇心を満たすことが必要」「富山の薬や食など日常生活に接点のあるものをもっとPRすべき」「個店や企業が連携し、魅力を高めることが重要」などの意見が出された。コーディネーターは、富山国際大学地域学部教授の長尾治明氏が務めた。


11/18(日) 1,574名が合格! 第2回越中富山ふるさとチャレンジ実施
 富山の魅力を知り、新たな価値の創造を目指す「第2回越中富山ふるさとチャレンジ」は、11月18日(日)に富山大学五福キャンパスをはじめ高岡、射水、新川、砺波、東京会場で実施され、7歳から90歳までの2,049人が受検した。12月25日(火)には、北日本新聞紙上で1,574名の合格が発表され、北日本新聞社 創造の森 越中座では成績上位者の表彰式が行われた。
 難易度の高い、新設の中級の部には643名が合格(合格率77.1%)。一般の部は837名(同75.9%)、小学生以下のジュニアの部は94名(同83.9%)が合格した。歴史や自然、観光、産業、方言など幅広い分野から、新しい話題を含めて出題されるこの検定受検をきっかけに、県内の観光施設などを訪ねて学ぶスタンプラリーを職場や家族ぐるみで楽しみながら、あらためて「ふるさと富山」について学んだ。


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