〉夢ひらく〉オリーブHouse(2023年5月号)物販・飲食店
~ オリーブを砺波市の特産に ~
通称オリーブの日である3月15日、市内柳瀬の359線沿いにオリーブHouseがオープン。2020年に石黒社長(石黒自動車工業株式会社・会長)と余西専務(となみ観光交通株式会社・会長)が中心となって設立した「株式会社オリーブ楽園となみ」が運営するこちらの建物、直売所とレストランが一体型となりオリーブの特産化を目指します。全国的に見ても砺波市はチューリップの栽培が盛んですが、その原産地トルコはオリーブ栽培の有数地。実際に現地を視察し、チューリップに次ぎ市内でも適しているのではと考え栽培を開始。砺波平野の休耕田などを利用し、11種類1100本の苗木を植えられました。
今回お話をお伺いしたのは、荒木店長です。直売所には、地場の野菜や果物はもちろん、国内外から取り寄せたオリーブの加工品がずらり。「実際に試食試飲をして、喜んでもらえるものを厳選しています。」と話す荒木店長。国内特産地である香川県産のオリーブ牛のパスタソースやチョコレートなど魅力的な商品が並びます。県特産と組み合わせた『オリーブあめ』『氷見産いわしのアヒージョの缶詰』といった独自商品はお土産にも最適、「協賛企業の力添えもあり、より良いものを提供できています。」と話します。レストランでは、自家製ソースのオリジナルパスタ、カレーや定食をメニューに揃えており、ガラス越しにオリーブ畑を一望しながら飲食を楽しめます。
県内初の試みであるオリーブ栽培ですが、今は幼木の状態であり、実の本格的な収穫は数年先と予想されています。「特産地である香川県の小豆島と比較して、日照時間のハンデはあるものの、順調に育っています。一粒の実から採れるオイルは大変希少なもの。収穫そして加工ができる日を目指し、育っていく過程を楽しみながらお店も盛り上げていきたいですね。」地域活性化に繋げるべく、観光拠点にもしていきたいと荒木店長。チューリップフェアの時期がやってきましたが、フェアに行かれた際には足を延ばして立ち寄られてはいかがでしょうか。
営業時間 直売所 9:00~18:00
レストラン 11:00~17:00
定休日 不定休
instagram : https://www.instagram.com/olivehouse1375/?igshid=YmMyMTA2M2y%3D
■事業所名:オリーブHouse
■代表者:店長・荒木 辰郎
■所在地:〒939-1313 砺波市柳瀬475-1
■TEL:0763-77-1375
■ホームページ:https://www.instagram.com/olivehouse1375/?igshid=YmMyMTA2M2y%3D