事業計画

〉事業計画

令和 5 年度事業計画

 

令和4年末から新型コロナの第8波がきましたが、この3年間でコロナとの付き合い方や予防の仕方等を学習し、医療機関等の一部を除きコロナ前の日常生活や経済活動が少しずつ戻ってきています。

しかしながら、世界情勢でみますと、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の問題、中国の領土侵攻の問題等で不安定な状態にあり、日本の経済も燃料の高騰、材料供給、部品供給に支障をきたしており、仕事はあるのにお客様に提供できない状態が続いています。OECDの調査で2021年の世界の平均年収ランキングでは、1位米国、2位ルクセンブルクと続き、日本は24位となっています。アジアの国では韓国が20位となっており、GDPの総額が世界3位であるにもかかわらずこの20年間平均年収はほぼ横這いの状態できました。

 中小企業にとってはDXの推進、生産性の向上、雇用人員の確保・賃上げと、課題が山積み状態であり、人口減少と労働力人口の減少の中、商工会議所が支援する中小企業の経営者にとって大変重要な舵取りが必要となってくる年ではないかと感じております。

 このような中、昨年11月から砺波商工会議所は「商工業の次世代活性化を推進し となみの未来を創造しよう」のスローガンのもと船出をしました。北村前会頭の柱を継承するとともに、常日頃からの行動指針としての「商工会議所会員に寄り添い・声を聞き・適切なアドバイスを心がけ、ビヨンドコロナでの会員事業所の助けとなる」ことを役職員一同が力を合わせて、砺波市経済発展の為に進めてまいります。また「あらゆる面でのコラボレーションと相乗効果を常に考えて行動する」を検証しながら事業を進めてまいります。

 また、商工業の枠を越えて、補助金等の部分では商工会議所が扱わない・扱えないものも多々ありますが、農業と一体となって砺波市経済の発展ができるよう事業を考えてまいります。

 事業の設備、技術、サービス、人の問題、商店街や地区のこと、地域貢献、商工会議所の改善と推進していくことは枚挙にいとまがないですが、役職員一同止まることなく進めてまいります。砺波商工会議所が事業者にとって「駆け込み寺・仕事に関することすべての何でも相談所」であるような事務所を目指します。

 令和5年度は、市街地でのイベントで砺波ブランドをPRしブラッシュアップすることや、夜高事業への協力、令和6年度の商工会議所70周年の準備、部会の活性化と進めてまいります。皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。