〉お知らせ・レポート〉2023となみチューリップフェア
23.05.19
今回のフェアは、新型コロナウイルス感染症対策が緩和された後の注目された中での開催であり、感染対策に一定の留意をしつつも日時指定入場をせず、また、来場者のマスク着用を個人の判断とするなど、4年振りに制限のないフェアとなりました。
チューリップの開花状況につきましては、3月及び4月の気温が平年以上に高温で推移したことから、連携会場のチューリップファームをプレイベントに変更して開催したほか、主会場のチューリップ公園におきましても、昨年より2週間早く「遮光ネット」を設置するなど開花調整に努めたものの、フェア史上初の開幕初日に満開が宣言されました。
このことから、フェア後半の花の状況が心配されましたが、会期中は気温が低く推移したほか、強い雨風の影響を受けることなく、花の入れ替えも計画どおり実施されたことから、会期最終日まで色とりどりのチューリップが来場者に美しい音色を奏でてくれました。
今回は、コロナの規制緩和による旅行需要が回復したことに加え、花の開花が早いというPR効果とともに、地元メディアをはじめテレビの全国放送においてフェアのニュースや番組に取り上げられたことなどから、フェアの注目度がこれまで以上に増しました。さらには、天候や暦まわり(フェア終了後に週休日を迎えること)にも恵まれ、目標の30万人を大幅に上回る358,000人の多くの方々が来場されました。入場者数が35万人を超えるのは、平成11年(第48回フェア:370,000人)以来となりました。