砺波商工会議所

 

～地元食材を使った家庭料理をホッとできる空間で～

 

　今回ご紹介するのは、今年の４月２０日に開店１０周年を迎えられた〝笑衆酒場たかくわ〟さんです。

　代表の髙桑さんは子供の頃から料理をすることが好きだったと言います。作ってみたい！食べてみたい！と思うものがあると、自ら買い物に行き調理をしては、外で働く母親の代わりに家族にふるまっていたそうです。「自分の作ったご飯を『おいしい！』と笑顔で食べてもらえる事が嬉しくて、その頃からいつかごはん屋さんを開きたいなと思うようになっていました。」と、当時を振り返られます。

　転機は突然やってきました。お店を気心が知れた弟さんと一緒に始めたいと思っていた髙桑さんは、当時会社員だった弟さんに「一緒にごはん屋さんをしよう！」と持ち掛けては断られ続けていたそうです。今回もまた断られるかな？と思いながらも「一つでも若いうちにチャレンジしてみん？」と話すとまさかの「いいよ。」の返事が。決断をした後の２人の行動は早く、弟さんは知人の鶏肉専門店へ焼き鳥の串のさし方を習いに行き、髙桑さんは開店の準備を始め、決断から半年後には、たかくわ前身のお店である家庭料理と焼き鳥のお店〝真ゆき〟をオープンされました。

　常連のお客様も増えお店も軌道に乗ったころ、お互いに自分の理想とするお店を持ちたいと思うようになったそうです。弟さんは焼き鳥の魅力にすっかり憑りつかれ専門店として〝真ゆき〟を継続し、髙桑さんは季節の地元食材にこだわった家庭料理のお店として移転する事に決められました。お客様とは、台所で料理をしているお母さんと隣の居間でくつろいでいる家族の様な距離感のお店でありたいと仰られます。「おすすめは、じゃこと大葉焼きおにぎりです。もともと焼きおにぎりが苦手だった自分が食べたいと思える焼きおにぎりを作りたいと考え出来た逸品です。」と、優しい笑顔で語って下さいました。

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■事業所名：笑衆酒場たかくわ

■代表：髙桑　由紀
■所在地：〒939-1368　砺波市本町2-25

■TEL：0763-33-0558

■営業日　火曜日～土曜日　17：30～23：00

■休業日　日曜日・月曜日

■ホームページ（Instagram)：https://www.instagram.com/shoshusakaba.takakuwa/