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写真:宗教関係の遺産群メインイメージ

宗教関係の遺産群/歴史と出会い 今日を祝い 未来へ歩む

18勝興寺【国宝2棟・重要文化財10棟】

 本願寺8世蓮如が営んだ土山(どやま)御坊に始まり、2度の移転を経た後、伏木古国府に移った浄土真宗本願寺派の寺院です。近年以降、加賀前田家や公家との関係を深め、真宗王国越中における浄土真宗の触頭として権勢をふるいました。
 平成10年から23年をかけて大修理が行われ、令和4年に「本堂」と「大広間及び式台」が国宝に指定され、ほか10棟は重要文化財に指定されています。

写真:本堂内観、大広間及び式台(国宝)

【勝興寺】 地図
[時]9:00〜16:30(入場は16時まで) ※12月1日〜2月末日 9:00〜16:00(入場は15時30分まで)[¥]大人500円  中高生200円  小学生100円 [休]無休 
[TEL]0766-44-0037  [交]JR伏木駅から徒歩5分  [車]能越自動車道高岡北ICから15分
伏木地区観光のお問い合わせは
伏木観光推進センター/[TEL]0766-44-1199

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19勝興寺境内地

 蓮如上人が営んだ土山御坊(現・南砺市)を前身としており、一向一揆の拠点として戦国時代の越中において大きな役割を果たしました。
天正12年(1584)に現在の地に移り、翌年、越中3郡を領有した前田利長公によって寺領を安堵され手厚い庇護を受けました。また、越中の国庁があった場所と伝えられています。周囲を囲む土塁や堀は中性古国府城の遺構で、唐門前の堀などにその姿をとどめています。

写真:勝興寺境内地図 ポイント:勝興寺に伝わる七不思議

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20五福町神明社本殿【市指定文化財】

利長公の御廟守として建築された鎮守堂の本殿[20]と拝殿[21]。

地図

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22瑞龍寺【国宝3棟 重要文化財7棟】

 加賀藩二代藩主前田利長公の菩提を弔うため、三代藩主利常公が、加賀の名工山上善右衛門嘉広の手により建立。利長公33回忌にあたる正保3年(1646)頃から寛文3年(1663)の50回忌にかけて七堂伽藍が整備され、総門・山門・仏殿・法堂を伽藍中心線上に配した禅宗寺院の典型的な姿になりました。

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山門【国宝】

伽藍瑞龍の中枢を担う建物で純粋な禅宗様式の二重門です。

法堂(はっとう)【国宝】

利長公の廟として加賀藩によって特別に保護されました。江戸時代には大方丈と呼ばれ、現在も利長公の位牌が安置されています。

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23瑞龍寺の石廟【県指定史跡】

 勿谷石(しゃくたにいし)で作られた切妻型の越前式石廟で内部に宝篋印塔(ほうきょういんとう)が納められています。5棟の石廟は、前田利長公・利家公、織田信長公、信長夫人、織田信忠公を祀るものです。

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24瑞龍寺境内地【市指定史跡】

【瑞龍寺】 地図
[時]9:00〜16:30(12月10日〜1月31日は9:00〜16:00)
[¥]大人500円、中高生200円、小学生100円  [休]無休  [TEL]0766-25-4479
[交]JR高岡駅南口から徒歩10分  [車]能越自動車道高岡ICから10分

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25八丁道

 瑞龍寺と前田利長墓所をつなぐ約八町(870m)の参道です。往時は石灯籠が並ぶ道でした。現在は松の植樹や石灯籠などの整備がされています。現在も当時の石灯籠34本が残っています。

地図

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26前田利長墓所【国指定史跡】

 三代藩主前田利常公が兄利長公の遺徳を称えるために、33回忌にあたる正保3年(1646)に造営されました。墓所内外の石灯籠と共に荘厳な雰囲気を今に伝えています。

■9月13日の利長公顕彰祭には、御廟(墓所内部)が公開されます。

ポイント:墓前に敷いてある「袈裟状の石畳」 ポイント:台座を飾る130枚の「蓮の浮き彫り」

【前田利長墓所】 地図
[交]JR高岡駅南口から徒歩14分  [車]能越自動車道高岡ICから10分

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おすすめ:高岡市伏木北前船資料館(旧秋元家住宅)【市指定文化財】

市内で唯一望楼が残されている廻船問屋の町家です。北前船の通商で栄えた伏木と周辺の村々の歴史や全国各地の引札などを紹介しています。

【高岡市伏木北前船資料館(旧秋元家住宅)】 地図
[¥]大人210円、中学生以下無料 [時]9:00〜16:00 [休]年末年始 
[TEL]0766-44-3999 [交]JR伏木駅から徒歩10分 [車]能越自動車道高岡北ICから15分

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年表 〈宗教関係の遺産群〉

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