コンテンツタイトル:近世高岡の文化遺産を愛する会

 

「近世高岡の文化遺産を愛する会」について

高岡は、加賀藩二代藩主前田利長公が慶長14年(1609)に能登、加賀、越中の要衝の地である関野に城を築き、「高岡」と名付けて町を開いたのが始まりです。平成31年(2019)には、開町410年を迎える歴史や伝統と文化が息づくまちです。

殊に、開町の祖、利長公の菩提寺である国宝瑞龍寺をはじめ真宗大寺院の典型的な特徴を留める重要文化財勝興寺、大名個人の墓としては他に類を見ない規模を誇る利長公墓所、そして、市民の憩いの場として親しまれている高岡城跡など、世界に誇れる歴史的・文化的資産が数多く残されています。

平成18年に、文化庁では国内の文化遺産発掘のため、初めて世界遺産の国内候補となる資産の公募を行いました。これを受けて高岡市と富山県は共同で、「近世高岡の文化遺産群」を内容とした提案書を平成18年11月に提出したところ、「継続審査」となりました。その後、平成19年12月に新たな資産を加えるなど提案内容を拡充して、再度、文化庁に申請、平成20年9月に国内暫定一覧表候補の文化資産に位置づけられました。

私たちは、この取り組みを全市民・県民運動として支援するとともに、高岡市の優れた文化遺産への市民の関心と保護意識の醸成を図ることを目的として、平成19年6月に「世界文化遺産をめざす高岡市民の会」を設置しました。なお、本会は平成23年6月に「近世高岡の文化遺産を愛する会」として名称や規約の一部を改正し、活動を続けています。

事業

  • (1)近世高岡の文化遺産に対する市民の理解を深める活動に関すること
  • (2)近世高岡の文化遺産の保護・保存意識の醸成に関すること
  • (3)近世高岡の文化遺産の周知、広報活動に関すること
  • (4)世界文化遺産登録実現のための運動に関すること
  • (5)その他、目的達成に必要な事業

このページのトップへ